人間万事塞翁が馬です

法律に違反したおもちゃの兵隊、冤罪被害者のおもちゃの兵隊が

猿の惑星から開放され素晴らしい未来を作っていきます。


本章の概要を記載しましょう。



生活保護から寿司屋のオヤジへ

山田は腕の良い寿司職人でしたが、酒好きが原因で65歳の時、
最後の店を追い出され、居酒屋で喧嘩して相手を傷つけてしまい傷害罪で3年の実刑となり、
2年半ほどで猿の惑星を仮出所したが、
身元引受人の妹の世話で、市営住宅での生活保護を人生を送ることになる。
若い頃は神楽坂で豪華に遊んだ酒豪も、焼酎晩酌の暮らしをしていたが、
あるとき寿司屋の後家と恋仲になり、寿司屋のオヤジに収まり、再び寿司職人としての人生を歩むが、
75歳で波瀾万丈の人生を終える。



年金生活者も有料老人ホームで結婚し素晴らしい余生を送る

妻子のいない田中は、長年、会社の寮で生活をしてきた。
定年になり寮を追い出された田中はアパート生活を始めるが、自炊ができない。
そうしたストレスが原因で万引きをやり66歳の時、
2回めにの万引きで懲役3年の実刑となり、猿の惑星へ送られる。
身寄りのない田中は3年後に満期出所してすぐにアパート生活に入るが、
田中は又猿の惑星に戻るため、また万引きをしてしまう。

しかし、この店の70際の警備員吉田は、警察に引き渡さずに田中を諭す。
田中の財産は退職金等で2500万円、
それに猿の惑星でためた貯金が1000万円、年金が月に23万円、
この金で田中は、有料老人ホームに入居して、猿の惑星以上の世界を知る。
そして田中は、有料老人ホームでであった美香と結婚し、
二人は有料老人ホームで素晴らしい余生を送る。



矯正会社員で新しい人生

身寄りのない独身の鈴木は町工場を転々として生活していたが不況もあり60歳になると、
どこも彼を雇用してくれず、
生活保護も受けられずアパート代を払えず、路頭に迷う。
生活保護を受けに行った際、
市の職員が刑務所を出所した者は優先的に生活保護がもらえるとの言葉を思い出し、
ついに彼は無銭飲食をしてします。
一度目、二度目は不起訴で釈放されるが、
65歳になる三度目で晴れて、猿の惑星に送られる。
身寄りのない鈴木は3年後に満期出所して、刑務所が斡旋したビル清掃の会社に就職し、
清掃員として寮生活を始めるが、
そこで同じ境遇の文子と恋仲になり、1年後に二人は寮を出て、
入籍し結婚生活を始める。
71歳のある日、鈴木は文子の誕生日に宝くじを買うが、
それがなんと一等一億円だった。
それで、二人はビル清掃会社を73歳でやめ、年金と一億円で余生を静かに豊かに暮らした。



会社員で平凡な人生のはずが副社長

安川は28歳独身だったが、親元から離れフリーターをして生活していた。
ある日フリータ仲間に言われ、自分の預金通帳のカードを知り合いに譲り、
5000円を食事代にと言われ受けとった。
その後、別の仲間から頼まれ、
新規に2件の銀行口座を開きカード2枚を譲り3万円を受けとった。
ある日、警察が来て逮捕され、
新規の2件は特に悪質だとされ懲役3年の実刑となり、猿の惑星に送られた。
2年半後仮出所となり、母親の友人が経営する小さな衣料問屋に就社し、
社内恋愛で妻を娶ることができた。
あるとき、安川は留置所で一緒だった不法滞在のミヤンマー人を思い出し連絡をとった。
そして、このミャンマー人を介したミャンマー製の子供服が大ヒットとなり、
小さな衣料問屋はマザーズに上場するまでになり、彼は副社長になっていた。



会社経営で大成功人生

土建会社を経営する38歳小野田は重なる交通違反で免許取り消しになっていたが、
仕事上、車なしでは仕事にならなかた。
ついつい、無免許運転をしているうちに逮捕され、
無免許運転の罪で懲役1年となり猿の惑星に送られた。
8ヶ月で、仮釈釈放になり戻ると、会社は倒産同然だった。
彼は、猿の惑星で話題になっていた津波の恐怖にヒントを得て、
海辺の戸建て住宅向けに住宅用の避難タワーを開発した。
資金は妻の実家が出してくれた。
これが大ヒットして、彼の会社は土建会社から避難タワー会社へと変身し、
海辺の市町村からの大規模タワーも受注するようになり、大会社となった。
その後、免許証は取得できたが、今では運転手付きの社用車で飛び回っている。



組長就任を蹴りカタギの人生へ

24歳になる組長の一人息子山崎は、
遊び仲間と覚醒剤に手を出してしまった。
初めての逮捕だったが
組長の息子ということで余罪を疑われて懲役2年半となり猿の惑星に送られた。
父親は裁判中に肝臓がんで死去した。

27歳になり満期で出所して組に行くと、組長としての跡目相続の準備がはじまった。
しかし、組長とは名ばかりで組員が山崎を歓迎していないことを知り、
組長の就任を断り、組を出て、ヤクザの世界から去ることにした。

山崎はもともと親父の背中を見て
ヤクザの世界に嫌気がさしていたので未練はなかった。
山崎の組は全国ネットの組の下部組織だったので
山崎の組をしらないものはいないので、
まともな働き先はなかった。

一番じゃまをしたのは警察だった。
以外に彼を支えたのは、昔オヤジが世話をした組員だった。
今はカタギで百姓や漁師をしていたので、
山崎は彼らから仕入れてインターネットで産直するビジネスを始めた。
インターネットのビジネスは猿の惑星の兵隊仲間に教わった。

最初の1年は全く商売にならなかったが、
以外にも山崎のオヤジに世話になったと言って、
飲食店などを経営する店主などから、口コミで注文がはいるようになり、
野菜、魚介、精肉などの業務用産直のインターネット販売として成功した。
株式公開の準備もすすんでいる。
それでも警察は、邪魔をしたり、タカリにくるが、カタギの山崎は相手にしない。
山崎は42歳で結婚したが相手は元華族である。
元華族の妻を娶ると、警察はいっさい手出しをしなくなった。
それは山崎の結婚式には政界や警視庁トップの顔がならんだからだろう。
恐れているのは、警察だ。
山崎の逆襲が始まった。
1年も立たないで、警察官100人以上が依願退職した。
その中には桜田門の課長もいた。
山崎が次に狙うのは検察だ。



組員から更生して第二の人生

中山は30歳になったある日、
恐喝の罪で逮捕され、懲役3年で猿の惑星に送られた。
猿の惑星では恐喝は中山の仕事であると豪語していたが、
猿人の恫喝には辟易していた。
3年後中山は満期出所した。
しかし、中山は組にはいかず父親のいる東北へ帰った。
それは、猿の惑星の兵隊仲間に聞いたコンピュータプログラムの仕事がしたかったので、
システムの開発会社を経営している父親の会社に入社するためだった。
はじめ、父親は息子の話を相手にしなかったが、
コンピュータの専門学校に活かせる費用は出してやることにした。
中山は、珍しく一生懸命勉強した。
恐喝したり、恫喝されたりする生活に辟易していたので、
コンピュータの勉強が新鮮だった。
2年間の勉強後は父親のほうが頭を下げて中山を自分の会社に入社させた。
猿の惑星では若い猿人が、
年寄りの兵隊を顎で罵倒してこき使うのに怒りを覚えていたので、
会社に入っても自分は一新入と思い、若い社員にも年配の社員にも敬語で接した。
これは組の生活が抜け切れないのかもしれないが、
猿の惑星を反面教師として接した。
社員は中山の真摯な態度に、社長の息子として扱うようになった。
中山の過去は以外にも他の社員の知れるところとなった。
警察がばらしたのである。
警察のやり方に怒りを覚えた社員は、逆に中山を庇うようになった。
中山は同僚の優しさに涙を流した。
一部の取引先のも知れたようであるが、
中山の人柄に惚れて、取引先も話題にすることはなかった。
しかし影では警察のやり方を厳しく避難した。
中山は35歳になったある日、中山は代議士の娘佳代子34歳と見合いをした。
佳代子は中山と同じ高校だが1年後輩で、高校のときから憧れていたという。
佳代子は高校を卒業すると東京の大学に入学したが、卒業後は弁護士事務所に5年ほど努めていたが、
その後実家に帰り、父親の秘書をしていた。
見合いは、佳代子が父親を説得し仲人に依頼したのである。
もちろん中山の過去はしっている。
父親は、世間体を気にして反対していたが
一人娘佳代子の年齢を考えると気持ちも収まり、
地元の後援会でも中山の評判が良いので結婚を許したのである。

結婚すると、すぐに長男が誕生した。
佳代子は今でも父親の事務所で秘書をしている。
中山は父親の会社でエンジニアとして働いている。
父親も社員も、中山が将来社長になるものと思っている。
佳代子の事務所では、中山に後継の話もでている。

さあ中山の逆襲が始まる




彫師の人生涙


彫師の須藤は27歳の誕生日、6時に早上がりの当番で、仕事が終わって、
線路脇を母親の待つアパートへ急いでいた。
初夏の7月、日が落ちようとしていたがまだあたりは薄暗かった。
ハタチ前後の若い酔っぱらいが数人、須藤とすれ違った。
すれ違いざま、須藤と肩が触れるや否や、すごい剣幕で須藤に、
「おい、何すんじゃこの野郎」というが早いか、須藤に殴りかかってきた。
須藤が手で振り払うと、男はよろけて倒れこんだ。
それを見た仲間が、
「この野郎」と大声を上げて、
一斉に須藤を取り囲み、
胸ぐらをつかむもの、
顔をめがけて殴りつけるもの、
足で膝蹴りにするものなどで、
瞬く間に地を流してうずくまってしまった。

たまたまうずくまった須藤の手の届くそばには、
鉄パイプや角材などの鉄の廃材が廃棄されて山になっていた。
須藤は、鉄の角材を握ると、数人に殴りかかっていった。
須藤は中学、高校と剣道をやっていたが、剣道の型なんてもんでなく、
ただただ振り回しただけであるが、
やはり剣道をやっていただけあって、
向かってくる数人を見事に角材で殴り倒したのである。
見る見る血の海である。
それを見ていた通行人は、須藤の刺青を見て、
ヤクザが素人に切りつけていると思い、
携帯から110番したのである。

5分もして警察官が数人現れた頃には、
須藤も相手の何人かから鉄の角材などで殴られて打撃をうけていたが、
相手の打撃のほうが大きかったのである。

警察の現場検証では、最初に須藤がやられる現場を見た証人は現れず、
須藤が数人に殴りかかって、相手が防戦している証言しかありません。

須藤の話を警察も検察も信用しません。
須藤の刺青をみて、
「おめえよ、テエした刺青をしてるじゃないか、
どこの組のもんだ。正直に言えよ!」
「おめえが喧嘩を売ったんだな」
警察や検察の取調べはこんなもんです。
先入観で、最初にシナリオを作り調書を作るのです。
母親思いの須藤は調書に署名させられます。
検察は、署名しないと母親にも影響すると脅すのです。
結局、須藤は障害で3年半の刑となり、猿の惑星に送られた。
相手の若い数人は不起訴です。
これが日本の司法です。

須藤が彫師になったのは、剣道が関係しているようです。
話によると侠気を感じたようです。
剣道イコール侠気ですか。
わかる気もしますが、わかりません。

3年ほどで仮出所した須藤は母親と生活を始めます。
仕事は、以前の彫師の店です。
師匠は、須藤の侠気を一番わかっていますので何も言いません。

35歳で、師匠の勧めもあり、33歳になる娘と結婚しました。
感心なことに母親と同居してくれるのです。
須藤には過ぎた女房です。

事件から10年たったある日、
相手の数人のうちの一人が客としてやってきます。
須藤は顔を忘れません。
相手は須藤の顔を見るやいなや驚きます。
そして、
「てめえ」というや否やドスを抜きます。
それを見ていた師匠が、
何も言わずに、顔をぶん殴ります。
男は立ち上がると、今度は師匠をめがけてドスを振り回して来ます。
60を過ぎているだろう師匠は、軽くいなして、
今度は倒れた男の馬乗りになり、
2発、3発と殴りつけます。

それを見ていた、師匠に刺青をいれて貰っていた男が起き上がり、
師匠の方を叩き、男から離すと、
今度は、その男が倒れている30過ぎの男を、
強引に立ち上がらせて入り口のドアを開けると、
足で強く蹴って外へ放り出します。
そして男は、師匠と奥の部屋に入っていきます。

小心な須藤は、これからどうなるのだろうと、
胸の鼓動が大きく波打っているのが怖いようにわかります。
どうにも止められません。
師匠はどうなるのだろう。
そして俺はどうなるのだろう。
時間が、止まったようです。
呆然と立ち尽くしています。

どのくらいたったかわかりません。
男と師匠が出てきました。
ふたりとも厳しい顔をしています。
男が店を出ると、師匠は須藤に言いました。
「心配するな」
「今日は、もう帰れ」
須藤が黙って立ちすくんでいると、
「店は俺が締めるから、もう帰れ」と今度は切れるような声で言います。
我に帰った須藤は、
「はい」というのが精一杯です。
それでも須藤が店をしめる片付けを始めると、
「てめえ、帰れというのがわからないのか」とドスの効いた声が部屋中に響きます。
須藤は、師匠のこんな声を聞いたのは初めてです。
須藤はあわてて着替えもせずに店を飛び出そうとします。

追いかけるように師匠が声をかけます。
今度は優しい声で。
「すまんな」
「ご苦労さん」
須藤は、胸の鼓動が少し収まったのがわかりました。
「お先に失礼します」
と、須藤は店をあとにした。

数日後、組長と名乗る男が師匠のところにやって来ました。
奥の部屋でしばらく話をしていましたが、
帰り際、組長は須藤の前で最敬礼をして、
「ご迷惑をお掛けしました」
「落とし前はつけさせて頂きます」
というと、帰って行きました。

数日後、帰り際に師匠が、須藤を奥の部屋に呼び、
現金100万円の束を20個積んだ札束を須藤の前に差し出して、
「この金ですべて水に流してくれ」
とそう言うのです。

1年後、須藤に長男が生まれます。
そして郊外に小さな中古の一戸建てを購入しました。
一戸建ては母親の願いでもあったのです。
家を購入する資金は妻の実家が2000万円を出します。
もちろん須藤も母親も固辞しますが、聞き入れません。

実は、妻は、数人の仲間の一人の姉だったのです。
もともと資産家の娘だったのですが、
両親は公務員で父親は当時、県の部長職だったのです。
それで、警察に手を回し、息子たちの事件をもみ消したのです。
師匠から、この話を聞いた時、須藤はやりきれない気持ちです。

「おい、いい加減にしろよ」
「素直に貰ってやれよ」
「お前の女房はな、お前と結婚するとき、誰も貰ってくれるやつはいなかったんだ」
「死んでしまったけどな、あの組長の息子のな、情婦だったんだよ」
またも須藤は頭を殴られた思いでよろけそうだった。
師匠のドスの効いた声がでた。
「てめえ、これだけ言っても、聞いちゃくれねえのか」
須藤は
「わかりました」
と小さく答えたが涙があふれていた。
須藤には涙を止められなかった。
「なぜ、涙がでるんだ」
そう心で叫んだ気がするが、誰も答えてくれなかった。



なんでも屋としての裏稼業繁盛人生

組員ではないが組員を相手に商売をしている38歳の橋本は
バイアグラの偽物販売で懲役2年半となり猿の惑星へ送られた。
橋本は大学を卒業していらい、
学生時代から付き合いのあったヤクザ社会の中でずっと生活をしてきた。
組員を使って、室内装飾、建設工事をしたり、貸金の取り立て、
麻薬や偽ブランド品などの預かり業・・・・
なんでもやってきた。
1年前に偽ブランドの預かり業をやって逮捕されたが執行猶予となっていた。
今回はバイアグラの偽物を預かって保管業をやって逮捕された。
彼はいつも、法のすれすれを仕事としていたので、
逮捕されることは数え切れないくらいあったが、いつも起訴されずに釈放されていた。
しかし今度は懲りたようである。
2年ほどで仮釈放となり、引受人の妻のもとに帰った橋本が考えたビジネスは、
警察の弱みを利用したビジネスと、
中国人などの外国人を偽装結婚する仕事である。

最初の仕事は、警察官の弱みを利用したビジネスである。
これは彼の本業かも知れないが、ビジネスとして考えたことはなかった。
これはブランド品の預かり業やバイアグラの偽物の預かり業で逮捕した警察への逆襲である。
彼の本音は、違法だと思っているが、預かり業は違反ではない、預かった品物の中身は知らない
というのが橋本のビジネス持論であるが、2回も逮捕されて割が合わないと反省したのである。

それで、警察官の弱みを利用したビジネスをしたのである。
警察官の弱みは、組員を使って組織的に収集できた。
何しろ、橋本の住んでいる戸建住宅の中では、警察署長がお中元・お歳暮は一番多いのである。
お中元・お歳暮じは玄関先にはうず高く積まれているのである。
玄関に入れなくとも、これはこの時期宅配業者が
アルバイトやパートのおばちゃん達まで使って配達するのでバレバレである。
業者の付け届けが、それだけ多いということである。

橋本の女房が「あんた、これ利用できるよね」
「おお、面白いな」
橋本が調べると、やはり、一番多いのは警察署長である。
それで、警察の弱みを組員に調べさせるのである。
出るわ、出るわ・・・・・・
一般の組員は下手に詐欺立てると、権力で潰されてしまうが、
橋本は、インテリヤクザのスキルを活かして、法律に違反しないように脅すのです。

理解しない相手には、インターネットサイトの掲示板で告発するだけです。
普通は、それほどしなくても、入手した情報を伝えるだけで話が成立した。

脅すことは何もしないのであす。
告発に行ったのです。
もみ消したのは警察でなのです。

事件を起こした警察官は犯罪者であり、それをもみ消した警察官も犯罪者なのです。
告発が橋本流のビジネスなのです。

橋本はこのもみ消しの代償を金でなく、業者紹介に利用するのです。
業者は組が推薦する会社を橋本が一言推薦するだけです。
業者は留置所に弁当を納入する業者などたくさんあります。
それは警察署長へのお中元・お歳暮の数だけあるのです。
組経由で謝礼が、面白いように入るのです。
毎月200万、300万円と。

次の偽装結婚は、インテリヤクザの本領発揮である。
ホモに目をつけたのである。
ホモでも男性のゲイと女性のレズがいる。
ホモの数は英米の調査では
人口の2-13%(50人に1人から8人に1人)の割合で同性愛者が存在していると言われている、
世間で言われるほど少数ではないと考えられる。

ホモは同性愛者で異性と結婚することはなく、
日本では同姓の結婚は認められていないので戸籍があいているのです。
ゲイには女性と、ホモには男性との偽装結婚をさせるのである。

橋本は以前から公務員に偽装結婚者が多いのを見抜いていたので、組員に調べさせます。
ホモを探してくるのは組員の仕事です。
それなりの店には、それなりのホモが集まるようです。
職業もいろいろでお固い職業の男は珍しく無いようです。


ホモには出会いの場所を提供する代わりに、偽装結婚の相手をさせたのです。
外国人は、中国人クラブのママなどに声をかけておくと面白いように依頼が来ます。
偽装結婚かどうかは、婚姻の意志があるかどうかです。
当人が意志があると言われれば他人は口出しができません。
入管はセックスの形跡があるかどうかまで事実の調査権を使って調査するようですが、
別の意味では違法かも知れません。

ホモもセックスは好きですが、異性とのセックスはしないようです。
お互いのメリットが会います。
中国人女性もホモとはセックスしたくないし、日本人男性も手を出さないからです。
しばらく同居をしてやればいいのです。
ホモにも浮気があるようです。
新しい相手を探して与えるのです。

公務員や弁護士、医師など固い商売の男性は
結婚相手の女性の永住権とか帰化が早くできるようです。
永住権がとれたり帰化できれば離婚しても日本に要られます。
その分高く売れるのです。
200、300百万、400万500万です。
橋本の復讐はまだまだ続きます。



自衛官として尖閣諸島で戦士

23歳の会社員の森下は無免許運転で8ヶ月の懲役で猿の惑星へ送られた。
森下はスピード違反で免停停止中に運転して、
無免許運転の罪で猿の惑星へ送られた。

森下は半年ほどで仮出所をして、陸上自衛隊へ入隊した。
森下が入隊して、ずいぶん立った頃、彼の舞台は尖閣諸島に派遣された。
中国軍らしき漁民が尖閣諸島に上陸したからである。

森下の舞台が上陸するころには、中国軍らしき漁民は撤退した。
しばらく野営を続けるが、森下の舞台も撤退する。

しっばらくは、領海外でも中国軍とのにらみ合いが続く。
空でも防空識別圏で中国軍機と自衛隊機との睨み合いが続く
いつ戦争になってもおかしくない状況が続く。

それは旧正月である、中国の正月に発生してしまった。
再び、中国軍らしき漁民が尖閣諸島に上陸すると、
森下の部隊はすかさず尖閣諸島に上陸し今度は戦闘状態み入る。
すると、中国軍らしき漁民は、今度も尖閣諸島から撤退をし漁船で領海外に逃げるが、
今までの持久戦とは違い、大胆にも、領海外の接続水域は、
中国艦船と中国国家海警局の船舶や漁船でで埋め尽くされている

森下の部隊は島で野営して、中国軍の上陸を阻止すべく
戦闘体制で海岸線を防衛していた。
夜になると、海から大量のものが飛んでくる。
よく見ると大量のラジコンヘリコプターである。

そして、花火のような火薬を落下させ始めた。
中には海上に落下すると爆発した。

森下の部隊に攻撃命令が出されると、
隊員らは銃でラジコンヘリに狙いを定め一斉に撃ち落とした。
森下が上空を舞うラジコンヘリに向けて引き金を引くと、
森下のすぐ近くにキリキリと舞い落ち、
地面に接触すると仕掛けてあったクラスター爆弾が爆発し、
玉が森下を直撃し即死である。
近くの隊員もクラスター爆弾が爆発し、多くが負傷した。

撃ち落とされなかったラジコンヘリは海に落下した。
戦闘は10分近くであったが、隊員の死傷者は30名を超えた。
森下は、尖閣防衛で初めての戦死者となった。

ラジコンヘリが空から消えると、沖合の中国艦船、
中国国家海警局の船舶や漁船から大きな歓声があがり、
まもなく接続水域外へと逃げて行った。

日本政府は、中国軍の空爆に自衛隊が自衛権により交戦し負傷者が出たと世界に発表した。
なおクラスター爆弾の使用はオスロ条約違反として、
国連に対し日米共同で、直ちに安全保障理事会の開催を要求した。

中国政府の発表は、我々は、中国領である魚釣島で新年の花火見物を行おうとしたが、
好戦的な日本軍の邪魔にあい、やむなく玩具のラジコンヘリで新年の花火大会を行った。
日本軍は中国漁民のラジコンヘリを攻撃して遊び、その為玩具のラジコンヘリが墜落爆発し、
隊員に負傷者が出た模様であるとのニュースを流した。

なお、おもちゃのラジコンヘリコプターは広州のおもちゃ団地で製造されたもので、
その心臓部であるジャイロスコープは日本製の玩具の部品であり、高性能電池も日本製である。
そしてクラスター爆弾というが、オスロ条約では対象外の玩具であるとまで発表し、
完全に日本の自衛戦をコケにしたのである。

参考までに、日本はクラスター爆弾に関する条約(オスロ条約)2009年7月年に署名していますが、
アメリカ、ロシア、中国などといった大国が参加していません。
またこの条約によれば
「それぞれが20キログラムを超えない子弾を散布または放出するよう設計された通常弾で、
それらの爆発性子弾が含まれるもの」(第2条2項)がクラスラー弾の定義であるとされ
下の条件を満たすものは除外されている
・10個未満の爆発性子弾しか含まない。
・それぞれの爆発性子弾の重量が4キロ以上である。
・単一の目標を察知して攻撃できるよう設計されている。
・電気式の自己破壊装置を備えている。
・電気式の自己不活性機能を備えている。

明らかに中国軍の挑発による交戦であるが、
玩具の戦争に日本軍が応戦し負けたという広報には、
日本中が涙したのは言うまでもない。



局地戦では玩具でも核搭載ミサイルになる

そもそも、武器にもなる高性能のジャイロスコープをなぜ中国に輸出しているのか、
武器に使われる高機能乾電池をなぜ中国に輸出しているのか、
日本政府の輸出政策への避難も噴出した。
今日の局地戦においては、重装備の武器でなくとも、
このように玩具を改造すれば十分に兵器となることを実証されたのである。

原子力発電所は大丈夫か

これは原子力発電所などが、
同様にラジコンヘリコプターなどで通常爆弾を搭載して攻撃されれば
ミサイルに搭載した原子爆弾を投下されされるのと大差ないのである。

森下の戦士は日本の自衛能力を見直す教訓となった。
また原子力発電所の存廃についても今度は安全保障上の問題で、
国論を再び沸かせたのである。

その後、日米はマイクロ兵器の開発に力を入れるのです。
第三次世界戦争はマイクロ兵器が主流なのです。
日本の技術が活かされるのです。
まもなく日米と中国の戦争が始まるのである。
もちろん、尖閣での教訓が生かされ勝利したのは言うまでもありません。



神となった森下よありがとう



政治家として我が人生に悔いはなし

会社経営の60歳になる野崎は
入管法違反幇助の罪で懲役1年半となり猿の惑星へ送られた。
留置、拘置所で1年と10日で保釈でしたが150日です。
したがって1年と13日の執行刑です。
野崎は無実を主張して最高裁への上告趣旨書は自分でも作成して提出した。
無罪を主張ですから仮釈放はありませんでした。


上告趣旨書の内容は、
野崎は中国人技術者の新卒を募集し、
彼らは「留学」から「技術」などの在留資格を取得したが、
リーマンショックで採用を中止すると彼らは、学生時代の飲食店で働いたのである。
それで、彼ら4人は、不法就労の罪で逮捕されたのです。


野崎はソフト会社の社長であり、彼らを不法就労で雇用するはずもありません。
すると不法就労の幇助罪である、「不法就労助長罪」とすることができません。
違反したのは、彼らを雇用した飲食店などの雇用主です。
飲食店主なども、その罪を認めていますがお咎めなしです。
これは何かあるのでしょうが、これは言いません。


それで、内容虚偽の雇用契約書を作成したと言うのです。
この作成が幇助罪にあたると言うのです。


この内容虚偽の雇用契約書がなければ彼らは在留資格が受けられず、
すると日本に在留できず、不法就労することができなかったと言うのです。
だから幇助と言うのです。
まさに幇助罪の乱用です。
風が吹けば桶屋が儲かる論法です。


本当にまじめにそう言描いてあります。
弁護士にも法律論を言うに言いますが、
弁護士は法律論は私が専門と言うのです。
「アチャー」
言うことなしです。
それで上告趣意書を作成したのです。


第1章が法律論です
1つは、彼らは入管法の不法就労の罪で逮捕されているので、
幇助を言うのであれば入管法の「不法就労助長罪」で幇助を規定しているので、
幇助は飲食店の営業のために雇用した雇用酒であって、
在留資格をとってやった者ではないので、
刑法の幇助罪を適用するのは憲法違反だと言ったのです。


2つは、内容虚偽の雇用契約書を作成したと言うのであれば、
同じく入管法に「在留資格の取り消し」が明確に規定されています。
内用は、内容虚偽の雇用契約書など虚偽の書類を提出した者は、在留資格を取り消して、
国外強制退去の処分にすると規定されている。
それで、
1)彼らは、在留資格の取り消し処分はうけていないので、
内容虚偽の雇用契約書など虚偽の書類を提出したとはされていないので
起訴理由の訴因と異なると言ったのです。
訴因と異なる条項での起訴は憲法違反です。

2)もし、彼らが在留資格の取り消し処分を受けたとしても、
幇助は、入管法の在留資格を取り消し処分になりますから、
刑法の幇助罪は、正犯の半分ですから、国外強制退去の処分の半分になります。
日本人に国外強制退去の処分の半分という処分はありません。
処分できない罪を起訴するのは憲法違反です。


日本人は法律でのみ裁かれると憲法は規定しているのです。
なぜ憲法違反が堂々と通るのでしょうか。


参考までに起訴の7月1日には、この条文は追加され、
外国人が、内容虚偽の雇用契約書など虚偽の書類を作成、幇助、
教唆した者は国外強制退去の処分にすると規定されました。
つまり、外国人がなした時は半分でなく、正犯と同じく国外強制退去の処分です。

したがって、刑法の不法就労に対する刑法の幇助罪適用は憲法違反としたのです。


第2章は故意論です
検察のでっち上げはすべて反論しましたが、


法律論として再考するように求めたのです。
最高裁5人の判事の結論は、『単なる適用法の誤りです』
しかし、刑事訴訟法では、『単なる適用法の誤りです』では審議できませんので、
弁護士を専任し、再審請求の条項を示し、上告を棄却です。
刑事訴訟法の規定ですから仕方ありませんが、
なぜ『単なる適用法の誤りです』を起こすのでしょうか。


野崎は、残りの人生を、再審申請と刑務所改革と司法改革に賭けたのです。


野崎は、弁護士専任に苦労しますが、再審請求には当然勝利します。


そして、司法の責任を追求します。


法律を無視して逮捕をする警察、
法律に基づかない逮捕請求を認める簡易裁判所、
勾留請求でも法律を無視する裁判官
再逮捕の勾留請求でも法律を無視する裁判官


法律に基づかない論法で、
法律を調べろというと、法律を無視して
「私は偉いんだ」「誰があなたの話なんか信用するか?」と話を曲げ、
「認めれば罰金、認めなければ刑務所に送る」と言って無理やり署名させる
認めないと、最後は
「刑務所に送ってやる!」と喚く取調べの検察官。


法律を確認せずに、法律を隠すように、嘘を並べ立てる公判の検察官
法律を確認せずに、公判での証人尋問さえ、
「怯えていたように見える」と言って証人の供述も無視して判決を出す裁判官
「法律は私が専門だ」と言って、教科書の幇助論を述べる弁護士
控訴審でも、法律を確認せずに棄却を請求する検察官
どこかこの国はおかしい


それで野崎は、出版で、日本の刑務所改革と司法改革を訴えます。


幸い、国民が野崎の主張に耳を貸すようになり、
野崎は、参議院選挙に出ます。


そして、日本の刑務所改革と司法改革を成し遂げます。


彼はの人生は波乱万丈でしたが、政治家を終えて、我が人生に悔いはなしです。

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