安川も牙を剥いて待っています

警察には信用という価値がわからないのです。
それだけでなく成功者を妬み足を引っ張る悪い商売人です。

おいやるなら、やってみろ。



会社員で平凡な人生のはずが副社長

安川は28歳独身だったが、親元から離れフリーターをして生活していた。
ある日フリータ仲間に言われ、自分の預金通帳のカードを知り合いに譲り、
5000円を食事代にと言われ受けとった。
その後、別の仲間から頼まれ、
新規に2件の銀行口座を開きカード2枚を譲り3万円を受けとった。
ある日、警察が来て逮捕され、
新規の2件は特に悪質だとされ懲役3年の実刑となり、猿の惑星に送られた。

2年半後仮出所となり、
母親の友人が経営する小さな衣料問屋に就社し、社内恋愛で妻を娶ることができた。

あるとき、
安川は留置所で一緒だった不法滞在のミヤンマー人を思い出し連絡をとった。
このミヤンマー人は12年ほど前に、船員として日本に来て、
下船したが、船に帰らずに逃亡したのです。


門司から瀬戸内海、大阪、名古屋と転々として不法就労しながら逃亡し、
最後は都内の焼肉屋で働いていたのです。


あるとき東京駅に友達を迎えに来て、ウロウロしているところを警察官に職務質問して、
不法滞在がバレたのです。


不法滞在や不法就労で逮捕されると留置所に入れられますが、もう自分のアパートには帰れません。
アパートは店が借りて、ミャンマー人に寮として貸していたのです。
このミャンマー人は不法滞在と不法就労の罪ですが、
もちろん雇用主は、不法就労助長罪の列記とした犯罪者ですが、
本人も不法滞在と不法就労の罪を認めます。
本人も困っていたのです。
なかなか捕まえてくれないからです。
店に入店するときも、このことは言っています。
店主も認めています。
警察も警察も逮捕はしません。
不法就労助長罪は、なんのためにあるのでしょうか。


彼は簡易裁判で入管送りが決まるのですが、送ってくれません。
理由は、パスポートでミャンマーに照会しても、いないと言うのです。
本人も、焦ってしまいます。
2週間ほどで解決しますが、ミャンマーの戸籍制度が悪いようです。
2つも3つも名前を持っているのです。
パスポートにある名前が本当だろうと思うでしょうが、そうではないのです。
本人も心当たりがある名前を、いくつも言っていきます。
ようやく、まったく知らない名前で証明されたようです。
本人も困ってしまいますが、でもミャンマーに帰れるのでよしとします。
どうなっているんでしょうね。


そんなことで、安川はこのミャンマー人と親友のようになったのです。
留置所でミャンマー人と貿易や飲食店経営の話をしていたのです。
それで、留置所で連絡先として聞いいていた、彼の親戚の店を思い出して、
その店を探して電話したのです。


やっと、ミャンマーの連絡先がわかり、
連絡を取り合いタイのバンコックで再会しビジネスを進めることができたのです。
彼は旧首都のラングーンに住んでいるのです。
父親は健在でしたので、安川の依頼に快く協力したのです。


ラングーンの空きビルに縫製工場を作り、日本でデザインした子供服を製造したのです。
まだラングーンの人件費は安く、中国の半値以下です。
子供服は大手スーパー数社ののプライベートべランドとしてデザインし製作したので、
価格が安いこともあり大ヒットになったのです。


会社は、あれよあれよという間に、
小さな衣料問屋はマザーズに上場するまでになっていたのです。
当然のように副社長です。


人生はわからないものです。

彼の過去は誰にもわかりません。
警察がばらさない限りはね。

警察はやりかねません。 でもその時は、100倍にして返します。


警察には信用という価値がわからないのです。
それだけでなく成功者を妬み足を引っ張る悪い商売人です。


おいやるなら、やってみろ。
安川も牙を剥いて待っています。


安川頑張れ


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